インターネット契約割引
通販型(ダイレクト型)に特有の割引制度で、インターネットを利用してWebサイトで申し込みを完了させたときだけの割引です。通販型でも電話窓口で申し込みした場合は適用されないので、問い合わせは電話でしても、契約はインターネット上で済ませるのがポイントです。
また、契約条件や前契約の事故歴などが理由で、インターネット契約が受け付けられない場合があり、そうなるとインターネット契約割引は受けられません。
■大手保険会社のインターネット契約割引
インターネット契約割引は、保険会社で割引金額が違い、人気の理由にもなっています。特に差があるのは継続契約時の割引で、同じ保険会社に長期間継続するつもりなら、継続契約のインターネット割引を重視するべきでしょう。
保険会社 | 新規契約 | 継続契約 | 備考 |
ソニー損保 | 8,000円 | 2,000円 | 前契約もインターネット契約(新規)で継続契約もインターネット契約なら5,000円割引 |
三井ダイレクト | 最大10,560円 | 最大3,120円 | 年間保険料によって、一括払いの場合は新規契約4,000円~10,000円割引、継続契約3,000円割引、分割払いの場合は4,200円~10,560円割引、継続契約3,120円割引 |
アクサダイレクト | 最大10,000円 | 1,000円 | 新規契約では年間保険料によって、2,500円~10,000円割引、一括払いと分割払いでは適用範囲が異なり、一括払いを優遇 |
セゾン自動車火災 | 10,000円 | 最大10,000円 | 分割払いでは9,960円 |
イーデザイン損保 | 10,000円 | 10,000円 | |
チューリッヒ保険 | 最大12,000円 | 1,500円 | 年間保険料によって2,500円~12,000円割引 |
SBI損保 | 5,500円 | 5,500円 |
■インターネット契約割引をうまく使う
インターネット契約割引は、新規契約の方が継続契約よりも多く割り引かれます。理屈上では、毎年違う保険会社にインターネットで申し込んで、大きな新規契約割引を受けることで保険料を節約できます。等級も引き継げるので、不利を受けることもありません。
ただし、継続割引(インターネットでの継続契約に対する割引ではなく、単に2年目以降の契約に対する割引)がある場合は、継続契約時のインターネット契約割引、継続割引、他の保険会社の新規契約時のインターネット契約割引を比べる工夫が必要です。継続割引は一定率なので、年間保険料によっても結果は違ってくるでしょう。
こうした方法での顧客離れを防ぐため、継続契約時のインターネット契約割引を、新規契約時と同じ金額にしている保険会社もあり、保険会社の競争が激化している様相を伺えます。インターネット契約割引は改定されることもあるので、自動車保険の見直し時にはチェックするべき割引です。
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