賢く節約!くるまの保険

自動車保険に興味を持った人のための情報サイト

*

交通事故と3つの法的責任

交通事故を起こすと、次の3つの法的責任を問われ、それぞれは処分もしくは賠償することで責任を果たすのですが、個別に扱われるため、基本的に関連性はありません。

・刑事上の責任

・行政上の責任

・民事上の責任

関連性がないという意味は、それぞれの責任を果たしたとしても、他方の責任に影響を与えないという意味です。例えば、物損事故で刑事処分や行政処分を受けなくても、事故の相手に対する民事上の責任(損害賠償責任)は、賠償金を支払うことで果たす必要があります。

■刑事上の責任

刑事上の責任とは、交通事故に対する刑罰として、罰金刑、禁錮刑、懲役刑が科せられるものです。刑事罰は人身事故と建造物損壊に対する罪で、損害の大きさや過失・故意の有無によって刑罰が異なります。対象の法律としては、自動車運転死傷行為処罰法、道路交通法、刑法です。

■行政上の責任

刑事上の責任と異なり、行政上の責任では犯罪として扱われませんが、行政処分として免許に関係する処分、反則金の徴収で実現されます。対象の法律は道路交通法で、反則金は刑事罰での罰金ではありません。

しかし、反則金は元々刑事手続きを簡便化するための行政上の制裁金という性質があり、反則金を納めないと、今度は罰金が科せられるため、刑事処分に変わるという特殊な行政罰です。

■民事上の責任

民事上の責任とは、即ち損害賠償責任ということになり、対象の法律は民法の不法行為責任です。また、自賠責保険における運行供用者責任であれば、自動車損害賠償保障法が根拠法です。

刑事上の責任や行政上の責任は、自らが法律に則った処分を受けることで果たしますが、民事上の責任は、相手に対する賠償責任であることからトラブルも多くなります。その多くは金銭による賠償になり、無保険では一生を費やしても支払いきれない金額になる可能性があるのも特徴です。

 - 交通事故と法的責任, 交通事故への対応

最も特典が魅力的な代理店で契約することをオススメします↓




最も特典が魅力的な代理店で契約することをオススメします↓




  関連記事

no image
物損事故の消極損害

物損事故の消極損害は、財物に対する損害で被害者が得られるはずだった利益(逸失利益 …

no image
人身事故の加害者がすべきこと

交通事故は加害者にも被害者にも不幸でしかありませんが、どんなに気を付けていても、 …

no image
死亡事故の慰謝料の基準

人身事故で被害者が亡くなった場合、被害者はもちろんのこと、被害者の遺族にも大きな …

no image
レンタカーでの交通事故

日本全国を自分の車で旅行するのは難しいので、現地でレンタカーを借りることもあるで …

no image
特定違反行為の基礎点数

  違反の種類 基礎点数 運転殺人等 62 運転傷害等(治療期間3ヶ月 …

no image
後遺障害の慰謝料

後遺障害の慰謝料は、症状固定前までの傷害に対する慰謝料と、症状固定後に発生する後 …

no image
休業損害と事故時の職業

休業損害は、事故時に働いている(家事の従事を含む)ことが前提となって発生します。 …

no image
保険会社へ連絡しない場合

交通事故を起こして保険会社に連絡しなければ、保険金を使って損害を賠償することがで …

no image
加害者が死亡しているとき

死亡事故では被害者だけではなく、加害者が死亡することもあり、双方の死亡とどちらか …

no image
警察が行う実況見分

人身事故でも物損事故でも、警察は現場に来て(車両同士の軽微な事故なら当事者が出向 …