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ゴールド免許と割引の関係

自動車保険にはゴールド免許割引があり、保険料節約のためには、家族の中でゴールド免許を持っている人が契約するなど工夫が必要です。保険会社によって割引率は異なり、5%から場合によっては10%以上割り引かれるケースもあるため、無視できる割引率ではありません。

ゴールド免許に5年間の無事故・無違反が必要なことは良く知られているとはいっても、正確に把握している人は少なく、誤解が多いのは確かです。そこで、どのような条件でゴールド免許になるのか、ゴールド免許割引がどのように適用されるのか確認してみましょう。

■ゴールド免許を取得するには?

ゴールド免許の発行条件は、免許更新時点の過去5年間に無事故(人身)・無違反ではなく、免許更新年の誕生日の41日前から過去5年間で無事故(人身)・無違反です。つまり、免許更新年の誕生日の40日前からは、違反をしてもゴールド免許が交付されてしまいます。ただし、免許更新年の誕生日から40日前以降に違反をすると、ゴールド免許の次の更新では違反歴が残り、ブルー免許になります。

また、ゴールド免許を取得すると、有効期間の5年間(年齢により4年間または3年間)は、ゴールド免許を維持できるため、ゴールド免許の期間中に事故や違反をしても、次の更新まで見かけ上はゴールド免許です。したがって、ゴールド免許を持っていることが優良な運転者であるという証明にはなりませんが、自動車保険の契約においては有効です。

なお、物損事故においては、建造物損壊でなければ行政処分がない(違反点数が付かない)事故であることから、ゴールド免許中でも次回の更新には影響しないのが通常です。しかし、飲酒など明確な交通違反があり切符を切られている場合は、当然違反による行政処分を受けて影響します。

■ゴールド免許と更新のタイミング

違反が複数回あるか、人身事故を起こすと有効期間が3年のブルー免許になります。一方で、3点以下の違反が1回では有効期間が5年のブルー免許になります。この3年と5年の有効期間によって、次にゴールド免許を得られる期間が異なる点には注意が必要です。

例えば、更新まで2年を切った直後に人身事故を起こして、更新で3年のブルー免許になると、次の更新時には3年を加えても5年間の無事故を達成できず、最後が人身事故なので再び3年のブルー免許です。その結果、最初の更新までの約2年と次の更新までの3年、その次の更新までの3年と、約8年間は無事故・無違反でなければゴールド免許になりません。

似たような事例で、更新直後に1回目、更新まで2年を切った直後に2回目のいずれも軽微な違反をしていると、違反が2回になるので更新で3年のブルー免許になります。次の更新時に3年を加えると、5年間の無事故は達成できずにゴールド免許は得られませんが、過去5年間に軽微な違反が1回なので次は5年のブルー免許になります。

この場合、ゴールド免許は5年のブルー免許の後に発行されるため、最初の更新までの約2年と次の更新までの3年、その次の更新までの5年と、約10年間もの長い間無事故・無違反でいる必要があります。

このような場合、別の免許を新たに取得した時点で、過去5年間に無事故・無違反であればゴールド免許を取得できることを利用し、ゴールド免許取得までの期間を短縮することが可能です。

■ゴールド免許割引は保険始期日での判断

自動車保険のゴールド免許割引は、保険契約の始期日にゴールド免許を保有していることしか要件になっていません。保険期間中に免許更新があって、ゴールド免許になろうとゴールド免許を失おうと、契約期間の保険料には影響せず、保険会社への連絡も不要です。

もっともその場合、次の保険更新時には、新たにゴールド免許になった、またはゴールド免許からブルー免許になって、割引の有無が変わります。結果的に損得は無いのですが、ゴールド免許になった直後の保険契約は、ゴールド免許割引が大きい保険会社に、ブルー免許になった直後の保険契約は、ゴールド免許割引がない保険会社に変えると、保険料を抑えられる可能性は残るでしょう。

この辺は、継続割引も絡んでくるので、最適な方法は保険会社によって変わってきますから、免許の色が変わるたびに保険料の見積りをして、同条件で安い保険会社を探す工夫が必要です。

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