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保険加入時にチェックすること

自動車保険は、加入しても次の年に見直しできますが、だからといって勧められるままに保険内容を決めてしまい、事故を起こしたり巻き込まれたりしたときに、肝心の補償がされないのでは困ってしまいます。そのため、事前のチェックを怠らないようにしましょう。

補償内容の確認

このチェックを行わない人はいないので、あえて触れる必要もないですが、自動車保険は一生かけても払えないような、大きな賠償責任に備えるものです。保険料が安いからと安易に決めず、その事を自覚して補償額を決める必要があります。

一方で、自動車保険には、必要かどうか判断できないほど、たくさんのオプション(特約)が存在します。基本的な補償以外のオプションは、どうしても必要なら選択すれば良く、何でも付けてしまうと、保険料も高いので、無駄にならないか良く考える必要があります。特に重複して補償される特約については、重複しなくても補償額が十分であるか判断し、外せるものは外してしまってスリム化します。

記名被保険者を決める

自動車保険の保険証券には、契約者、記名被保険者、車両所有者と3つの名前があります。この中で、契約者と車両所有者はわかりやすいですが、記名被保険者に馴染みが無い人も多いのではないでしょうか。

記名被保険者には、保険契約した車を主に使う人を設定します。記名被保険者は、車両所有者でもなく、保険料を支払う契約者でもない人にすることができます。それでも、普通は契約者が記名被保険者になるでしょう。記名被保険者は、保険契約の内容を決める対象なので、後から変更する場合には手続きを必要とします。

記名被保険者を誰にするかというのは、建前上は車を使う頻度が高い人になりますが、保険会社は日々の実態を把握できませんし、家族の中で一番保険料が安くなる人でも良いように思えます。しかし、車を使う頻度が高い人ほど事故に遭うリスクは高いのに、補償や割引は、それほど乗らない記名被保険者が中心になってしまうことは、十分に理解の上で記名保険者を決めるべきです。

運転者について考える

自動車保険は、補償対象の運転者によって保険料率が異なり、その範囲は年齢制限と運転者限定特約によって決まります。年齢制限は同居の家族(別居の未婚の子供を含む)にも適用されるので、家族で車を運転する最も若い人が対象になるように設定します。運転者限定は必要なら付けることで保険料は下がりますが、家族以外が運転するケースを想定するなら不要です。

また、車の運転者がゴールド免許を持っていると割引ができるので、記名被保険者をゴールド免許の保有者にして保険料の割引を受ける方法は有効です。その場合、保険開始日にゴールド免許を持っていなければなりません。また、本来は車の主な使用者が記名被保険者なので、発覚すれば告知義務違反に該当することは自覚しておきましょう。

使用目的を決める

契約車両を、通勤や通学に使うのか、業務で使うのか、それ以外の日常やレジャーで使うのかという使用目的を決めます。なぜなら、使用目的によって自動車事故のリスクが異なり、保険料率がリスクに応じているからです。

保険会社は、どのように車を使っているかという実態を把握できません。そのため、予め使用目的を申告させることで、申告に合わせた保険料率を適用します。虚偽の申告をすると、事故のときに保険適用にならない可能性もあるので注意したいところです。

例えば、それまで使用目的を日常・レジャーにして、買い物やレジャーで使っていた車を、子供が大きくなって通勤や通学で使い始めた場合、途中で事故が起きても、使用目的外での事故と扱われるかもしれません。通勤や通学を使用目的にすると、日常やレジャーでの使用よりも運転の頻度が高く、リスクが増して保険料も高くなるはずなので、保険料に応じて通勤や通学の事故も補償されるのです。使用目的の変更を適切に行わないのは、保険の意味が無くなってしまうのでやめましょう。

割引を検討する

割引の内容は保険会社によって違うので、現在どの割引を受けられるか知るには、加入しようとする保険会社が、どの割引に対応しているか知ることから始まります。中にはインターネットで申し込まないと適用されない割引もありますが、大きな割引は積極的に利用し、小さな割引や補償内容が限定される割引は、補償内容を優先して決めます。

大切なのは、あくまでも保険として一定の補償内容を維持した上で、割引を検討する心構えです。Webサイト上の見積りのように、簡単に条件を付け加えたり外したりできると、ついつい条件を変えて、なるべく安くしようとする心理が働きますが、本来の保険の意味が薄れるほど安くするのは考えものです。万が一の保険であることは常に意識して見積りしましょう。

 - 任意保険はこうして選ぶ, 任意保険を選ぶ基準

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